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コラム / 写真・動画撮影

会社紹介動画の作り方と費用相場|中小企業のブランディング

2026年11月3日 公開 / 2026年7月2日 更新

「採用に動画を使いたい」「自社の魅力をもっとわかりやすく伝えたい」――そう考えて会社紹介動画の制作を検討する中小企業や店舗が、豊橋・東三河でも年々増えています。とはいえ、いざ動画を作ろうとすると「何から始めればいいのか」「費用はいくらかかるのか」「自分たちで作れるのか、プロに頼むべきか」といった疑問が次々と出てくるものです。この記事では、ホームページ制作会社として数多くの動画コンテンツを手がけてきた立場から、会社紹介動画の作り方の手順、費用相場、目的別の使い分け、失敗しないための注意点を、できるだけ具体的に解説します。これから動画でブランディングや採用強化を進めたい経営者・担当者の方が、全体像をつかんで一歩を踏み出せる内容を目指しました。

会社紹介動画でできること・期待できる効果

会社紹介動画とは、企業や店舗の事業内容・雰囲気・働く人・サービスの強みなどを、映像と音声でまとめて伝えるコンテンツです。文章や写真だけでは伝わりにくい「空気感」や「人の表情」「現場の動き」を、短時間で直感的に届けられるのが最大の強みです。とくに中小企業にとっては、限られた広報リソースのなかで効率よく自社を知ってもらう手段として、費用対効果の高い投資になり得ます。

会社紹介動画が活きる代表的な場面は次のとおりです。それぞれ目的が違えば、最適な長さや内容、見せ方も変わってきます。

  • 採用:求職者に職場の雰囲気や先輩社員の人柄を伝え、応募の不安を減らす。採用サイトや求人媒体、会社説明会で活用する。
  • ブランディング:企業理念や歴史、こだわりを物語として見せ、他社との違いを印象づける。ホームページのトップや展示会で流す。
  • 営業・商談:初対面の取引先に会社概要を短時間で説明し、信頼感を高める。タブレットで見せたり商談前に送ったりする。
  • サービス・商品紹介:使い方やメリットを具体的に見せ、購入や問い合わせのハードルを下げる。SNS広告やECサイトと相性が良い。

近年はスマートフォンでの動画視聴が当たり前になり、YouTubeやInstagram、TikTokなどで動画に触れる時間が大きく伸びています。検索エンジンの結果にも動画が表示されるようになり、ホームページに動画を埋め込むことで滞在時間が延び、SEOの面でも間接的なプラスが期待できます。動画は一度作れば長く使い回せる「資産」になるという点も見逃せません。

会社紹介動画の作り方|6つのステップ

会社紹介動画は、いきなり撮影から始めると失敗します。良い動画は「企画8割、撮影2割」と言われるほど、事前の設計が仕上がりを左右します。ここでは制作の流れを6つのステップに分けて解説します。

ステップ1:目的とターゲットを決める

まず「誰に・何を伝え・どう行動してほしいのか」を一文で言語化します。たとえば「地元の高校・専門学校の新卒者に、働く先輩の人柄を伝えて応募してもらう」のように具体化すると、その後の判断軸がぶれません。目的が曖昧なまま進めると、あれもこれも詰め込んだ「結局何が言いたいのか分からない動画」になりがちです。

ステップ2:構成・台本(絵コンテ)を作る

伝えたいメッセージを整理し、どんな順番でどのシーンを見せるかを設計します。一般的な会社紹介動画は「導入(つかみ)→事業内容→強み・こだわり→働く人の声→メッセージ・締め」という流れが基本です。ナレーション原稿やテロップ文言、必要なカット(社屋外観、作業風景、社員インタビューなど)を一覧にしておくと、撮影当日の段取りがスムーズになります。

ステップ3:撮影の準備をする

撮影場所、出演者、撮影日時を調整します。社員にインタビューしてもらう場合は事前に質問を共有し、話す内容を考えてもらうと自然な受け答えになります。清掃や備品の整理、看板やロゴの見え方など、画面に映るものの確認も大切です。屋外撮影は天候に左右されるため、予備日を設定しておくと安心です。

ステップ4:撮影する

計画に沿って映像素材を撮影します。同じシーンでも複数のアングルや「寄り(クローズアップ)」「引き(全体)」を撮っておくと、編集時に表現の幅が広がります。インタビューは緊張をほぐす声かけをしながら、何テイクか撮ると良い表情が引き出せます。音声は動画の印象を大きく左右するため、ピンマイクなどでクリアに録ることを意識します。

ステップ5:編集する

撮影した素材を選び、つなぎ合わせ、テロップ・BGM・ナレーションを加えて1本に仕上げます。テンポの良いカット割り、読みやすい字幕、世界観に合ったBGM選びが完成度を決めます。著作権フリーの音源や、商用利用が許諾された素材を使うことも忘れてはいけません。色味の調整(カラーグレーディング)を行うと、ぐっとプロらしい質感になります。

ステップ6:公開・運用する

完成した動画は、目的に合った場所で公開します。ホームページへの埋め込み、YouTubeチャンネルへのアップ、SNSへの投稿、求人媒体への掲載などです。公開して終わりではなく、再生数や視聴維持率、問い合わせ・応募の変化を確認し、次の改善につなげることが大切です。動画の冒頭5秒で離脱されていないか、最後まで見られているかといった指標は、次回制作の貴重なヒントになります。

会社紹介動画の費用相場

もっとも気になるのが費用でしょう。会社紹介動画の制作費は、内容のクオリティや尺、撮影日数、出演者、CG・アニメーションの有無などによって大きく変わります。おおよその目安を表にまとめました。あくまで一般的な相場であり、地域や制作会社によって幅がある点はご了承ください。

タイプ 費用相場の目安 主な内容・特徴
簡易(スライド・写真中心) 5万〜15万円 既存の写真やテキストを動画化。短納期・低コスト。SNS向き。
標準(実写撮影あり) 20万〜50万円 1日程度の撮影+編集。インタビューや現場撮影を含む採用・紹介動画。
本格(複数日撮影・凝った演出) 60万〜150万円 複数日撮影、ドローン、ナレーター起用、CG・モーショングラフィックスなど。
ハイエンド(ブランドムービー) 150万円〜 企画・ロケ・出演者・大規模編集を伴う、ブランディング目的の高品質作品。

費用を構成する主な項目には、企画・構成費、撮影費(人件費・機材費)、出演・ナレーション費、編集費、音楽・素材使用料などがあります。撮影日数が増えるほど、また登場人物や撮影場所が多いほど費用は上がります。逆に、自社で素材(写真・既存映像)を用意したり、撮影箇所を絞ったりすることでコストを抑えることも可能です。

見積もりを取る際は、「修正対応は何回まで無料か」「BGMやナレーションは料金に含まれるか」「納品形式(縦型・横型、複数尺)はどうなるか」「撮影データの権利はどちらに帰属するか」を必ず確認しましょう。安さだけで決めると、後から追加費用がかさんだり、想定と違う仕上がりになったりするケースがあります。

自社制作とプロ依頼、どちらを選ぶべきか

スマートフォンと無料の編集アプリがあれば、自社でもある程度の動画は作れる時代です。では、どんな場合に自社制作で、どんな場合にプロへ依頼すべきなのでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを整理します。

自社制作が向いているケース

  • 予算を極力抑えたい、まずは試してみたい段階である。
  • SNS用の短尺動画など、スピードと量を重視したい。
  • 社内に動画編集の知識がある担当者がいる。
  • 素朴さ・親近感がかえって魅力になる業種である。

プロ依頼が向いているケース

  • 採用やブランディングなど、企業の印象を左右する場面で使う。
  • 取引先や顧客に「信頼感」「安心感」を与える必要がある。
  • 構成や撮影、編集に割く社内リソースが確保できない。
  • 長く使い続ける「会社の顔」となる動画を作りたい。

判断のポイントは「その動画が誰の目に触れ、どれだけ自社の評価に影響するか」です。社内向けや一時的なSNS投稿なら自社制作で十分なこともありますが、ホームページのトップや採用の要となる動画は、映像のクオリティがそのまま企業イメージに直結します。質の低い動画はかえって信頼を損なうリスクがあるため、重要度の高い用途ほどプロへの依頼を検討する価値があります。

失敗しないための注意点とチェックリスト

せっかく費用と時間をかけても、目的に合っていなければ動画は活きません。よくある失敗と、その対策を押さえておきましょう。

よくある失敗例として、「情報を詰め込みすぎて長くなり、最後まで見てもらえない」「自社の言いたいことばかりで、視聴者の知りたいことに答えていない」「映像はきれいだが、結局何の会社か印象に残らない」「公開したまま放置して効果検証をしていない」といったものが挙げられます。

制作前・制作後に確認したいチェックリストは次のとおりです。

  • 動画の目的とターゲットが一文で言えるか。
  • 尺は用途に合っているか(採用・紹介は1〜3分が目安、SNSは15〜60秒)。
  • 冒頭5秒で視聴者の興味を引く構成になっているか。
  • 伝えたいメッセージが1つに絞れているか。
  • 音声・テロップは聞き取りやすく、読みやすいか。
  • 音楽・写真・映像素材の権利処理は済んでいるか。
  • 視聴環境(音なし再生)を想定し、字幕を入れているか。
  • 公開後の置き場所と、効果測定の方法が決まっているか。

とくに「音を出さずに見られる」前提は重要です。電車内やオフィスなど、音声をオフにして動画を見る人は非常に多いため、テロップや字幕で内容が伝わるように作っておくと、視聴完了率が大きく変わります。

豊橋・東三河の中小企業が動画を活かすために

東三河は製造業・農業・サービス業など多彩な事業者が集まる地域であり、地元での認知や採用力の強化は多くの企業にとって共通の課題です。会社紹介動画は、地域に根ざした自社の魅力――職人の技術、丁寧な仕事ぶり、働く人の温かさ――を、言葉以上に伝えてくれる手段になります。とりわけ採用面では、都市部の大企業と人材を取り合うなかで、「ここで働く具体的なイメージ」を映像で示せることが大きな差別化につながります。

また、動画は単体で使うよりも、ホームページや採用サイト、SNS、Googleビジネスプロフィールなどと組み合わせることで効果が何倍にもなります。動画を入り口に自社サイトへ誘導し、問い合わせや応募につなげる――この一連の流れを設計できるかどうかが、投資を成果に変える鍵です。だからこそ、ホームページ制作と動画制作を一緒に考えられるパートナーに相談することをおすすめします。Webサイト全体の導線のなかに動画を組み込むことで、はじめて動画は「見られて終わり」ではなく「成果を生む資産」になります。

まとめ

会社紹介動画は、目的を明確にし、しっかり企画してから制作することで、採用・ブランディング・営業など幅広い場面で長く活躍する資産になります。費用は簡易なものなら数万円から、本格的な実写撮影で20万〜50万円、ブランドムービーなら100万円超と幅がありますが、大切なのは金額そのものより「目的に合った投資かどうか」です。自社制作とプロ依頼を使い分けながら、まずは小さく始めて効果を見ながら育てていくのも一つの方法です。

ロジカルデザインの現場から

会社紹介動画のご相談では、費用の前に「何を伝える動画か」を一緒に整理するところから始めます。中小企業にとっては採用や信頼づくりの土台になり、地域での存在感を高める役割も担う。東三河の会社らしさが自然に伝わる構成にすると、見た人の心に残りやすくなります。ロジカルデザインでは撮影から編集まで一貫して手がけますので、身の丈に合った一本を考えたいときはお声がけください。

— 株式会社ロジカルデザイン 代表 垣内 博明

ロジカルデザインは、豊橋・東三河を拠点に、ホームページ制作と写真・動画撮影を一貫してご提案できる制作会社です。「動画を作りたいが何から始めればいいか分からない」「採用やブランディングに動画を活かしたい」といったご相談に、地域の事情を踏まえて親身にお応えします。ご相談・お見積もりは無料です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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